1. iniks トップ>
  2. 美肌研究所>
  3. iniks column>
  4. なりたい私でいるために Bamboo Flute Orchestra 尺八奏者・辻本好美さんインタビュー後編

コラムナビの表示非表示を切り替え

なりたい私でいるためにBamboo Flute Orchestra 尺八奏者・辻本好美さんインタビュー【後編】

Bamboo Flute Orchestra 尺八奏者・辻本好美さん

「どんなに忙しくても“女性としての美”を忘れず、いつでも心身のコンディションが整った自分でいたい」

それは多くの女性が願うところ。しかし現実は、仕事や家事などさまざまなタスクに追われ、自身のケアが後回しになることもしばしばです。見過ごしているうち、いつしか自分に自信がもてなくなり、気分も下がって悪循環に。

しかし中には、多忙でも女性としての美をないがしろにせず、「自分なりの美しさ」を身につけて、いっそう輝く女性もいます。たとえば尺八奏者の辻本好美さんー。

前編では辻本さんが今充実した日々を送る秘訣を探るべく、過去から今にいたるまでのライフスタイル、さらには自己実現のための心身のメンテナンス術についてお話を伺いました。後編では辻本さんにとっての美意識や、理想とする「美しい女性」像について、深くお話を伺います。

Bamboo Flute Orchestra 尺八奏者・辻本好美さん

尺八奏者辻本好美さん(Bamboo Flute Orchestra)

東京藝術大学音楽学部卒業。ソロ・プロジェクト、Bamboo Flute Orchestra(略称BFO)を発足し、世界中の幅広い世代の人に尺八の魅力を知って欲しい! との想いを胸に活動中。海外公演は16カ国27都市、44公演を数える(2016年12月現在)。2016年、史上初の女性ソロ尺八奏者としてメジャーデビュー。

奥深いからこそおもしろい自分らしい「美しい音色」を追求

Bamboo Flute Orchestra 尺八奏者・辻本好美さん

尺八を演奏するとき、どのような「美」を意識しますか?

尺八の音色には、一言では言い表せない奥深さがあります。よく通るクリアな音だけでなく粛然たる音や、独特のビブラートなど出しにくい音まで、とにかく表現方法が多様です。いろんな音を取り合わせることによって、全体としての「陰と陽」が強まるというか……尺八の美しさはそこにあると考えています。

なるほど。リコーダーのように一定のトーンで鳴る楽器に比べると、尺八はときどき渋みのある音が出たりと、音色に幅がありますね。

尺八は吹き手の個性が出やすい楽器でもあります。ピアノだと、ある程度知識がないと弾き手の聞き分けは難しいと思うのですが、尺八は個人のクセや表現の差がかなりハッキリ表れるので味があります。さまざまな奏者のいいところを聴いて研究するようにしています。

音色に個人差があるとのことですが、男性が吹くのと女性が吹くのとでは違ってきますか?

そうですね。尺八って息遣いで奏でる音が結構多いので、男性の吹き方に比べると、女性の吹き方は艶っぽいというか、音にも違いが出るように思います。

立ち居振る舞いも含めてステージの美が完成する

Bamboo Flute Orchestra 尺八奏者・辻本好美さん

辻本さんは普段、お着物で演奏される機会が多いと思いますが、日本女性ならではの「美」というものを意識されることも多いのですか。

着物は日本の伝統衣装でもありますし、やはりステージが華やぎます。着物に袖を通すことで、私自身も凛とした気分になれるので、尺八を演奏するときはだいたい着物姿です。尺八の音色だけでなく、視覚的な美しさも含めてのステージだと思いますので、日本文化を発信するつもりで、見た目も大切にしています。

着物を着るときに特に意識している点はありますか?

着物は姿勢の善し悪しがすごく目立つので、普段以上に姿勢には気を遣います。所作も同様で、優雅に見える仕草を意識します。着物を着ると、身体が自然とそうした動きになるのが不思議ですね。

そういった立ち居振る舞いは、どのように研究されているのですか?

尊敬する尺八奏者の先輩で、演奏の技術はもちろん、吹いている姿がスマートで素敵な方がいらっしゃるので、いつも勉強させていただいています。所作や佇まい、言葉遣いなどは、内面の美しさが現れる部分だと思うので、大切にしていきたいです。

笑顔の素敵な人の周りには人や幸せが集まってくる

Bamboo Flute Orchestra 尺八奏者・辻本好美さん

内面の美しさのお話が出ましたが、「内面が美しい女性とは?」と聞かれて、思いつくのはどんな方でしょうか?

見た目の美しさも大事ですが、それ以上に人を惹きつけるのは「素敵な笑顔」だと考えています。私の周囲にも笑顔が魅力的な友人がいますが、彼女からはいつもポジティブなオーラが漂っていて、自然と周囲も笑顔になるし、素敵な人や幸せが集まってくるんです。笑顔と言ってもどこか無理をして頑張って笑うのではなく、自然とにじみ出る心からの笑顔……。

辻本さんもインタビュー中の笑顔がとても素敵です。

ありがとうございます。私、結構すぐ笑っちゃうというか、それこそ緊張しているときでも笑っているかも(笑)。笑顔でいると、相手の方にも「会って良かったな。一緒にいると楽しいな」と感じてもらえる、プラスの反応が起こる気がします。

Bamboo Flute Orchestra 尺八奏者・辻本好美さん

もともとよく笑う……のに加えて、ご自分でも意識して笑顔を増やそうと努力されているところもあるのですね。素敵な笑顔のために何か心がけていることはありますか?

単純ですけど、「毎日とにかく楽しい方が絶対にいい」と思うので……。笑って毎日過ごしたら楽しいじゃないですか。もちろん人間、笑えない心境のときもあるのでしょうけど、今日も明日も笑えない、と考えたらツラいから。

「笑わないより、笑うほうが絶対にいい」。そう言われてみれば「笑わないと損」な気がしてきますね。

あと、毎日欠かさず10分間、顔のマッサージを続けています。主にむくみ対策なんですが、顔の筋肉をほぐすと、表情も顔色も明るくなるのを実感します。きっと笑顔にも役立っていますね。

マッサージとお肌の手入れは楽しむ気持ちで丁寧に

Bamboo Flute Orchestra 尺八奏者・辻本好美さん

笑顔にも鍛錬が必要ということですね。顔のマッサージを毎日10分間続けるのはなかなか根気が要りそうですが……。

夜、肌のお手入れのついでにやっています。化粧水は4回くらい重ねづけしているので、その合間に。

4回!! かなり念入りにパッティングしているのですね。

Bamboo Flute Orchestra 尺八奏者・辻本好美さん

そうですね。惜しみなく使うのが好きなので。だから価格に気を遣って、適量をしっかりと使えないような商品には手が伸びにくいですが、その点でもイニクスは使いやすいです。ローションを念入りにつける分、仕上げはミルクだけというシンプルなスタンスも、私の求める形でした。

マッサージやパッティングなどで念入りに手入れされるのは、やはりお仕事柄、他人から見られる機会も多いからでしょうか?

お仕事のためもありますけど、自分のリセット的な側面もありますね。時間があるときは、手の平でじっくりと包み込むように浸透させたり、ミルクを厚めに塗ってパックのように使ってみたりして。「キレイになれ〜キレイになれ〜」と思いつつ(笑)、楽しみながらスキンケアをしています。

理想は自分の力で人生を切り開く瞬発力あるスマートな女性

Bamboo Flute Orchestra 尺八奏者・辻本好美さん

ここまで、辻本さんの「美」に対するお話をたくさん伺ってきました。最後に辻本さんの「なりたい自分」について聞かせてください。

私はすごく不器用なので、いろんな人とのご縁や、周囲の助けがあったからこそ、こうして活動できていると思うんです。だから「自分の力で人生を切り開いていける女性」に憧れますし、尊敬しています。

「自分の力で人生を切り開ける女性」とは?

たとえばいろんなことに興味を持ち、「コレだ!」と思ったらしっかり掴んで自分のものにしていく、瞬発力とスマートさを持った女性……。そのためにはおそらく、もっと経験が必要なのだと思います。自分でやってみて初めて「あ、これってこういうことなんだ」とわかることって多いと思うので。今後は自分から、いろいろなことにチャレンジしてみたいです。

尺八という伝統芸能の世界に身を置きながらも、驚くほど自然体でポジティブ思考の持ち主である辻本好美さん。同時に、取材スタッフ全員が思わず笑顔になってしまう、親しみやすくやわらかな人柄も魅力的でした。

奥深い美的表現と向き合うひたむきな姿勢、ステージでの仕草・佇まいへの意識や、いつも心がけている笑顔、美容ケアを楽しむ気持ちなど……。辻本さんのライフスタイルには、「自分らしい美」を身につけるヒントが詰まっています。さっそく日常生活に取り入れて、心身ともに充実した「なりたい私」を実現しましょう。