美肌研究所

日やけ・紫外線

今こそ知っておきたい、そもそも紫外線って何?

"紫外線から肌を守るためには、日やけ止め、日傘、長袖...。
日やけ対策は、あれこれ忙しい!でも、紫外線って肌にどこまで影響があるのかな。
肌によくないって聞くけど、本当はちゃんと知らない...。"
意外と紫外線のことってよく知らないですよね。
でも"なんとなく日やけ"してしまうのはイヤ! 
きちんと日やけ対策をするために、まず紫外線の基礎知識を知っておきましょう。

美肌解説

肌に影響を与える紫外線は3種類

太陽の光には、目に見える光(可視光線)のほかに、目に見えない赤外線や紫外線が含まれていて、その中でも、紫外線はUV-A、UV-B、UV-Cの3種類に分かれています。

美肌データ

太陽光と紫外線

01_01.png ※紫外線環境保健マニュアル2015 環境省より

美肌データ

紫外線の違い
肌の奥深くまで到達し、光老化の原因となる「UVA」(波長 315-400nm)
波長が長く、その35〜50%が表皮を通過して真皮まで到達し、肌を黒くさせる色素沈着(サンタン)を起こします。また、年間を通じて皮膚への到達量が多いのが特徴で、慢性的に浴び続けると皮膚の弾性繊維や膠原(こうげん)繊維にダメージを与え、シミ、しわ・たるみなどの、肌の光老化を引き起こす原因となります。
波長が長いため、曇りの日も注意が必要です。また、室内にいても窓ガラス越しに入り込むので、自宅やオフィス、車の中にいる時でも肌の奥深くまで到達して肌の光老化(シミ、しわ、たるみなど)を引き起こします。UVA防止のバロメーターは、PAで表します。

炎症の原因となる「UVB」(波長 280-315nm)
波長が短いため真皮まで到達せず、浴びた直後からおもに表皮で急激に作用して肌が赤くなる炎症(サンバーン)を起こし、シミやソバカスなどを起こしたり、肌の乾燥の原因にもなります。特に、春〜夏や晴れた日には注意が必要です。UVB防止のバロメーターは、SPFで表します。

肌(地表)には届かない「UVC」(波長280nm未満)
空気中の酸素分子とオゾン層で遮られて地表には届かないため、肌への影響はないと言われています。

紫外線 UVA UVB UVC
波長 315-400nm 280-315nm 280未満
肌への影響 日やけ(肌を黒くする)、
光老化(シミ、しわ、たるみ)
日やけ・炎症(肌を赤くする)、シミ、ソバカス なし
注意する季節 通年 春〜夏
紫外線防止
パロメーター
PA
PA+        効果がある
PA++      かなり効果がある
PA+++    非常に効果がある
PA++++  極めて高い効果がある
SPF
数値が高い程UVB防止
効果があります。
※日本での最高値は
SPF50+です

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紫外線の種類によって肌内部への到達レベルが違う
紫外線の波長の違いによって、肌内部のどこまで到達するかが変わります。最も波長が長く、真皮まで到達するのがUVA。波長が長いほど、肌の奥深くまで到達して肌の土台となる部分に影響を及ぼすためUVAはしみ、シワやたるみの原因となります。それに対して、主に肌表面に影響するのがUVB。波長が短いUVBはやけどのような赤みの原因となるのです。波長の違いにより日やけ後の肌ダメージも異なります。

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紫外線は肌のどこまで届く?

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iniksからのアドバイス
紫外線はUVA・UVB・UVCの3種類があり、それぞれ肌への影響が異なります。毎日のUVA(PA値が目安)ケアで、肌の光老化予防を目指し、春〜夏にかけてはUVAもUVB(SPF値が目安)も両方しっかりケアして日やけやシミ、ソバカスを防ぎましょう。
やっぱり紫外線について正しく知っているほうが"うっかり日やけ"を防ぎ、美肌を守ることができますね。季節に関わらず、毎日のケアが"光老化"を防ぐためにも大切です。
正しい紫外線知識を生活に活かして、大人美肌を目指しましょう。

参考文献:紫外線環境保健マニュアル2015 環境省
http://www.env.go.jp/chemi/matsigaisen2015/full.pdf

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