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冬の肌は保湿で「隠れダメージ」を防ぐ
2023.03.27

冬の肌は乾燥との戦い。外では冷たく乾いた空気にさらされ、屋内は暖房が効いていて乾燥状態。露出している顔のお肌は、口もとが白く粉を吹いた状態になったり、目元のシワが目立ったり…
でも実は、意外と見えていないところにも乾燥の魔の手が。
そんな「隠れダメージ」を防ぐためには、顔もボディも徹底保湿!
隅々まで潤いに満ちた肌は、大人女子をもっと素敵に魅せてくれます。

美肌解説

保湿

冬は肌にとって最も過酷な季節。外気も室内も湿度は低く、乾燥しているため、肌の水分が失われやすくなっています。その結果、バリア機能が乱れ、常にカサカサの状態に陥りがちです。強い乾燥状態が続くことにより、シワやたるみ、肌荒れの原因となります。一時的な乾燥だから元に戻るだろうと放っておくと、肌のダメージが一気に進んでしまう可能性も。
冬のスキンケアは、特に念入りな保湿ケアを行いましょう。
たっぷりの化粧水・乳液による肌への潤い補給はもちろん、乾燥を感じやすい箇所や皮膚の薄い目元、口回りなどにクリームを重ねることで、潤いキープ力がUPします。
髪の毛やマフラーなどが接触する首元も、摩擦や乾燥によりバリア機能が乱れやすいですので、顔と同じように丁寧に保湿ケアを行うことで、若々しい印象を与えることができますよ。
また、特に冬は、入浴後すぐにスキンケアを行ってください。入浴後は肌が柔らかく、肌に水分が浸透しているので、保湿スキンケアのなじみも良く、保湿効果を得られやすいとされています。しかし、放置しておくと肌の中の水分が蒸散してしまい、入浴前よりも乾燥状態に陥ると言われています。乾燥の強い冬は特に乾燥状態に陥るスピードが速くなり要注意ですので、より高い保湿効果を得るためにも、入浴後すぐに保湿スキンケアを行いましょう。

参照元:澤田美月, 経堂皮膚科・泌尿器科, 皮膚科女性外来の実践 スキンケアとメイクアップ, MB Derma (monthly book derma), 273, 23-30, 2018

洗浄(洗顔)

冬は夏に比べて汗、皮脂の分泌量が少ないため、洗顔料による洗顔を行わないという方、いませんか。確かに、冬は夏に比べて汗や皮脂の分泌量は少ないですが、洗顔料を使わない洗顔だけではお湯だけでは落ちない汚れが肌に溜まってしまい、肌トラブルの原因となってしまうことがあります。過剰な洗顔は必要ありません。しっかり泡立てた洗顔料で優しく肌を洗いましょう。特に乾燥症状が激しい場合、ゴシゴシ洗いは禁物です。バリア機能をさらに乱し、乾燥症状が悪化してしまします。また寒いからと言って熱すぎるお湯での洗顔や必要以上のすすぎ過ぎもご法度。肌に必要な油分まで取り除いてしまいます。
優しい洗顔で肌を整え、たっぷりの保湿で潤いに満ちた乾燥知らずの美肌に導きましょう。

UVケア

冬は紫外線量が少ないのでUVケアを行わなくても大丈夫?答えは「いいえ」。
冬でも肌の奥深くまで到達し、肌を黒くさせる色素沈着(サンタン)や光老化を引き起こすといわれているUVーAは、ピーク時の50~80%が降り注いでいるのです。また、冬は乾燥による肌のバリア機能低下によって、紫外線の影響を受けやすい肌に。冬場は紫外線量が少なくなるからといって、日やけ止めを塗らずに長時間の外出をすると、知らぬ間にシミやソバカス、肌荒れなどの肌トラブルが発生してしまいます。
日頃からUV効果のある化粧下地やファンデーションを使用することで、負担なくUVケアを行いましょう。
日常の生活で塗り直しが可能であれば、SPFは20~30程度で十分とも言われています。顔に使う場合は、下地機能を兼ねた顔用日やけ止めに紫外線防御効果のあるファンデーションを重ね、同じファンデーションで化粧直しもするとよいでしょう。肌に合っているものを選んで肌をUVから守ってください。

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