iniks スキンケアセミナー
汗をかくことで美肌に導く!?汗を味方につけるスキンケアポイント

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iniksでは、肌悩み解決のサポートができるよう、スキンケアの情報発信に努めております。その一つとして、2021年6月30日に、オンラインにて皮膚科専門医によるスキンケアセミナー「汗をかくことで美肌に導く!?汗を味方につけるポイント」が行われました。
講師に秋葉原スキンクリニック 院長 堀内 祐紀先生をお迎えし、これから暑くなる季節に私たちを悩ませる「汗」をテーマに、汗と上手く付き合い美肌に導くポイントをトークセッション形式でお聞きしました。
その様子をレポートします。

堀内祐紀先生 写真

堀内 祐紀 先生
ほりうち・ゆうき

2001年に東京女子医科大学医学部医学科を卒業後、都内皮膚科・美容クリニック勤務を経て、2007年に秋葉原スキンクリニックを開設。
肌に悩む患者さんの気持ちに寄り添った診療を心がけ、エビデンスに基づく最新の皮膚科治療やスキンケアアドバイス等を日々患者様に提供しています。
また、常に前向きで優しく包み込んでくれる包容力と、いつでも周りを明るく笑顔にする気配り力、ユーモア力もあり、患者様だけでなく仕事関係者の中にもファンが多い、愛されドクターです。

汗は悪者?汗をかくことの肌へのメリット

セミナー冒頭では、まず一般女性5,800名に対して行った、汗に関する意識調査の結果が共有されました。
「あなたは顔や体に汗をかくことについて、どのような意識を持っていますか?」と質問したところ、なんと82%の女性が「汗をかくことが嫌だ」と回答されました。
汗が嫌な理由として、汗のべたつき、ニオイ、化粧が崩れる、かゆみなどを上げる方が多くいらっしゃいました。
この結果に共感されている方は、多いのではないかと思います。
汗は不快なものだから、特に女性は、生活の中で汗をかかないように意識されている方も多いかもしれません。

では、汗は私たちにとって不快をもたらす悪者なのでしょうか。堀内先生からは「肌にとって汗をかくことは、悪いことではなくむしろとても大切で、メリットの方が多いと思っています」とお話いただきました。

汗をかくことは、肌の潤い、保湿において、重要な役割をもっているとのこと。
汗をかかないと、肌が乾燥し、肌のバリア機能の低下を引き起こしてしまうそうです。
保湿以外にも、汗に含まれる抗菌力のある成分や汗の流れによる除菌効果、皮膚表面の臭いの原因を汗と共に落とすことによる臭い対策、体温調整の役割があることが分かりました。
今まであまり汗のメリット部分に注目することがなかったのですが、汗は人間にとって大事なはたらきを担っており、健やかな美肌に導くための重要な役割を果たしているんですね。

汗を肌の味方につけるポイント

肌にとって汗をかくことのメリットが多いことは分かりましたが、実際に汗はべたつきやニオイ、かゆみなどを引き起こしてしまうこともあります。どうやら美肌に導くためには、汗と上手に付き合っていく必要がありそうです。堀内先生に、汗を味方につけるポイントをお聞きしました。

汗を味方につけるポイント

◆汗をかいた後のスキンケア
・汗を放置しない!すぐにやさしく拭き取る。シャワーで流してあげる。
・汗をかいて肌がしみる場合は、肌のバリア機能低下のサイン!低刺激性の化粧品でスキンケアを。

汗をかくと時間が経つにつれて雑菌が増え臭いが発生してしまいます。汗をかいたらなるべく早く優しく拭き取るか、シャワーで流してあげることが大切です。また、汗をかいて痒くなったりチクチクしたりと違和感がある場合は、肌のバリア機能が低下しているサインの一つなので、いつものスキンケアを見直してみましょう。

また最近はマスク蒸れで肌トラブルが増えてきているという話をよく聞きます。マスクを長時間着用すると、マスクの内側の皮膚表面は汗で蒸れてふやけた状態に。ふやけた皮膚はわずかな摩擦でもダメージを受けやすく、バリア機能の低下に繋がります。
一人の時はマスクを外したり、柔らかく通気性が良い呼吸ができる物を、マスクの内側に挟むなどして工夫をするといいかもしれない、とのことです。

◆一年中、全身汗をかきやすい状態にしてあげること
・全身汗をかく習慣で、「良い汗」をかける身体に!良い汗の臭いは少なく、ベトベトしない。
・汗をかく習慣がないと、ミネラル濃度が高いベトベトした「悪い汗」が出たり、汗の出口の準備ができていないため肌トラブルも起こりやすい。

冬場に汗をかかず、夏場に汗をかくといった、季節変動がなるべく無いようにすることが非常に重要とのことです。
肌への負担が無く水分が多い良い汗をかくためには、水分をしっかりとり、汗が出る流れをスムーズにしておくことが大切。
このためには基礎代謝を上げることが重要で、大きな筋肉を使った日常生活の動作(正しい姿勢を保つなど)を心がけると良いそうです。

では、汗をかく習慣はどうやってつけていけばいいのでしょうか。私たちが日常で続けられるコツを教えていただきました。

毎日気持ちよく汗をかける身体になる方法とは?

毎日全身から汗を出すことを心がけるとなると、なんだか難しいことのようにも感じますが、全身から汗を出す方法は何でも大丈夫、と堀内先生。汗を出す習慣を持つことが大事で、自分の生活の中で苦もなく出来る事を取り入れてみては?とのことでした。

毎日気持ちよく汗をかける身体になるポイント

・汗を出しやすくするために、水分を積極的にとる。
・毎日の入浴での発汗。熱すぎず程よい温度のお湯で全身浴がおすすめ。短時間でも効果的。
・一番のおすすめは運動で汗を出してあげること。簡単な運動でOK。

面積の大きな筋肉(背筋、腹筋、臀部、太もも)を鍛えると、体温が上がり汗をかきやすくなるそうです。“鍛える”と聞くとハードルが上がってしまいますが、姿勢を正しく保つだけでも筋肉に効くようなので、まずは背筋を伸ばすことから始めてもいいかもしれませんね。

堀内先生は、日頃からピラティスを行い、汗をかく習慣をつけているようです。

セミナーの最後は、参加者の皆さんと一緒に簡単にできるピラティスポーズをとって、本セミナーは終了となりました。

私たちも自分に合うものを選んで、汗をかく習慣を毎日の生活に取り入れていきたいですね。

最後に、視聴者の方へメッセージを頂きました。

美肌に近づくためには、体の中も健康でいることが大切なんですね。
以上、「汗をかくことで美肌に導く!?汗を味方につけるポイント」 セミナーレポートでした。